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肩こりの原因は血流なのか運動不足なのか調べてみたら、日本の健康産業が垣間見えた

 先日、先輩と話していて肩こりの話になった。その先輩は運動はする人であったので、運動していれば肩こりにはなりにくいのでは?と疑問を投げかけたところ、運動といっても肩こりに効く運動をしなければ意味がない、お風呂に入って血行を良くするほうが効果的だと言われてしまった。私自身は、お風呂に入る、マッサージを受けるなどはあくまで対症療法的なもので根本的な解決にはならず、運動習慣をつけることが解決につながると思っていたので、自分の考えが誤解であったのか確認するためにも調べてみたので書いてみようと思う。肩こりに困っている人の参考になると嬉しい。

 

肩こりの原因

オムロンのホームページを見ると肩こりの原因は主に以下の4つとなっているようだ。

他のホームページも3,4つ確認したが大体同様のことが書かれていた。

www.healthcare.omron.co.jp

 

1.同じ姿勢

パソコンや読書、手仕事などのとき、多くの方は首を少し前に突き出す姿勢になっています。また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなっています。こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こします。

 同じ姿勢が続くことで筋肉が緊張し血流が悪くなることが原因のようである。

 

2.眼精疲労

また細かい文字などを見続けると、目やその周囲の筋肉が緊張し、それと同時に首や肩も緊張します。とくにパソコンの場合、光源を見つめるのと同じなので目が常に緊張を強いられ、まばたきの回数が減ります(通常は毎分15~20回程度。パソコン作業中は毎分1~2回に激減)。そのためドライアイから眼精疲労を起こし、それも肩こりの原因ともなります(※3)。

眼精疲労の場合も明確に血流とは書かれていないが、首や肩の筋肉が緊張しと書かれているあたり、上記の同じ姿勢を取っている場合に出る症状と同じため、緊張の結果血流が悪くなり凝りが生じるのだと推測できる。

 

3、運動不足

肩こりを起こしているときの首や肩は血流が悪くなっていて、新鮮な酸素や栄養分が伝わりにくく、疲れやすい状態になっています。それを改善するのが適度の運動です。

 そろそろ答えが見えてきたような気がするが、肩こりの原因は血流が悪くなることが原因のようである。

 

4.ストレス

引用したオムロンのホームページにはストレスに関する具体例などは書かれていなかった。

 

上記内容から、タイトルの「肩こりの原因は血流なのか運動不足なのか」ということの答えに対しては原因は血流であると言える。と同時にその血流の悪さを生み出しているのは運動不足なのである。つまり原因は血流が悪いこと、その血流を改善するための手段が運動であるという認識が正しいようだ。(長々と検証のような形で書いたが沢井製薬のホームページには冒頭に原因が一言で書いてあった。)

www.sawai.co.jp

 

 

 その後も肩こり対策をいろいろ調べてみたが、ストレッチやバスタオル1枚で肩こりを治す方法、ビタミンを取るなど様々な情報が出てきた。そんな記事を見ながら日本人の多くは肩こりに困ってるし、”楽に”肩こりを治したいんだなといういかにも人間らしい欲求とその楽に治したいという需要に応えるために企業は色んな事を考えて発信しているんだなという供給が見えて、日本の健康産業のことが少し知れた気がする。

 

 結局、楽な方法なんて言うものはなくて日々継続することが一番効果的なんだろうなと感じて今日もジムに行こうと思う今日この頃。ちなみに私には肩こりはないため運動習慣というのは肩こりに効果的だと言える。